アメリカ合衆国第2代大統領を務めたジョン・アダムズの妻は、アビゲイル・アダムズ(Abigail Adams)ただ一人です。彼は生涯で一度も再婚することなく、アビゲイルと約54年間にわたり夫婦として人生を歩みました。
1764年の結婚から1818年まで
二人は1764年10月25日に結婚しました。その後、独立戦争や建国期の激動の時代を共に乗り越え、アビゲイルが亡くなる1818年10月28日まで、実に54年以上もの歳月を連れ添ったことになります。
歴史に残る「影のパートナー」
アビゲイルは単なる大統領夫人にとどまらず、夫に対して政治的な助言を行うなど、当時としては極めて例外的な存在でした。特に女性の権利向上を訴えた書簡は有名で、「レディーズ(婦人たち)のことを忘れずに」という一節は今なお引用されるほどです。
また、夫妻の息子であるジョン・クインシー・アダムズは後に第6代大統領となり、親子二代で大統領を輩出するという米国史上でも珍しい記録を残しています。
まとめ
ジョン・アダムズ大統領の妻はアビゲイル・アダムズ一人であり、二人は54年以上にわたる結婚生活を送りました。激動の建国期において、互いに支え合った夫婦の姿は、アメリカの歴史における最も有名な愛の物語の一つとされています。