北米の歴史

ワシントン州が合衆国42番目の州になるまでの5つのステップ

ワシントン州は1889年、一連の手続きを経てアメリカ合衆国42番目の州として正式に誕生しました。ここでは、準州から州へと移行するまでの具体的な流れを5つのステップでご紹介します。

1. 州昇格認可法(Enabling Act)への署名

1889年2月22日、ベンジャミン・ハリソン大統領はワシントン準州に対する州昇格認可法に署名しました。これにより、ワシントン準州は独自の州憲法と州政府を樹立する権限を公式に与えられました。

2. 憲法制定会議の開催

続いて、憲法制定会議の代表者たちが選出されました。会議は1889年7月4日から8月22日まで、州都オリンピアで開催され、代表者たちは約2か月にわたる審議の中で、ワシントン州初となる州憲法案を作り上げました。

3. 住民による州憲法の承認

1889年10月1日、特別選挙が実施され、ワシントンの住民たちがこの新しい州憲法を承認しました。住民投票での承認は、州昇格への重要な関門となりました。

4. 州昇格布告の発布

選挙結果が正式に確認された後、ハリソン大統領は1889年11月11日に布告を発し、ワシントンが合衆国42番目の州として連邦に加盟することを公式に宣言しました。

5. 初代州知事の就任

そして1889年11月20日、ジョン・マグロウ(John McGraw)がワシントン州初代知事に就任し、他の選出された州職員たちも同時に役職に就きました。こうしてワシントン州の行政体制が本格的に始動したのです。

以上のように、ワシントン州は認可法の署名からわずか9か月足らずという短期間で、準州から正式な州へと移行を果たしました。