アメリカでは暖炉を備えた住宅が非常に多く存在します。米国国勢調査局(U.S. Census Bureau)の統計によると、2022年時点でアメリカの住宅の約49.5%に暖炉が設置されています。これは、およそ2軒に1軒が暖炉を持っている計算になります。
暖炉のある住宅は推定7,000万戸以上
アメリカの総住宅数は約1億4,500万戸とされており、この割合から換算すると、暖炉を備えている住宅はおよそ7,000万戸以上に上ります。暖炉は単なる暖房器具にとどまらず、リビングの中心的なアクセントや家族の団らんの場として、アメリカの住文化に深く根付いています。
地域によって異なる暖炉の普及率
暖炉の普及率には地域差があるのも特徴です。冬が厳しい北東部や中西部などの寒冷地では設置率が高く、一方で温暖な南部や西海岸では比較的低い傾向にあります。ただし、暖房目的だけでなくインテリアとしての需要も高いため、温暖な地域でも暖炉を採用する家庭は少なくありません。
薪・ガス・電気、多様化する暖炉のタイプ
近年は、伝統的な薪を燃やす暖炉に加えて、手入れが簡単なガス式や煙突が不要な電気式暖炉も人気を集めています。特に新築住宅では、メンテナンスの手間が少ないガス式や電気式が選ばれることが増えており、暖炉のスタイルはますます多様化しています。
このように、アメリカでは半数近くの家庭に暖炉があり、寒さ対策だけでなく暮らしを彩る大切な要素として広く親しまれているのです。