ユタ州の州標語は「Industry(勤勉)」です。この言葉は、モルモン開拓者たちを率いた指導者ウィルフォード・ウッドラフによって提案されたと伝えられています。当時のユタは、西部に新たな生活の場を求めて移り住んだばかりの開拓者たち――勤勉で働き者の 人々――であふれる土地でした。そうした開拓者精神を象徴する言葉として、「Industry」が選ばれたのです。
1896年、州議会による正式採択
ユタ州が連邦に加盟した1896年、ユタ州議会は「Industry」を正式な州標語として採択しました。これは単なる標語ではなく、ユタ州を築き上げたパイオニアたちの遺産と、勤勉さ・献身への揺るぎない姿勢を今に伝えるものとなっています。
ハチの巣との深い関わり
実は「Industry」という標語は、ユタ州の愛称「ビーハイブ・ステート(ハチの巣の州)」とも密接に関連しています。ハチの巣は協力と勤勉の象徴であり、州章や州旗にも描かれています。厳しい環境の中で開拓者たちが支え合い、粘り強く土地を切り開いた歴史が、このシンボルと標語に込められているのです。
まとめ
ユタ州の州標語「Industry」は、開拓者たちの勤勉な精神への敬意から生まれました。1896年の正式採択以来、この言葉は州民にとって、先人の遺産を受け継ぎ、働くことの価値を大切にし続けるための永続的な戒めとなっています。