タイタニック号はいつ沈没したのか
1912年4月14日の夜、処女航海中だった豪華客船タイタニック号は北大西洋で氷山に衝突しました。衝突の瞬間は船内時間で4月14日午後11時40分でした。その後、船体に海水が大量に流入し、4月15日午前2時20分、タイタニック号はついに海面から姿を消しました。衝突から沈没までわずか約2時間40分という短い時間でした。
沈没までの経過
氷山との衝突後、乗員乗客は救命ボートによる避難を開始しましたが、搭載されていたボートの数は全員を収容するには不十分でした。その結果、約2,200人の乗船者のうち、1,500人以上が命を落とすという、海難事故史上最も悲惨な悲劇の一つとなりました。
沈没地点:北大西洋のどのあたりか
タイタニック号が沈んだのは、カナダ・ニューファンドランド島の沖合約400マイル(約640キロメートル)に位置する北大西洋です。正確な座標は北緯41度46分、西経50度14分と記録されています。
この海域は「アイスバーグ・アレー」とも呼ばれる氷山が流れやすい危険な海域として知られており、当時は4月でも海水温が摂氏マイナス2度前後まで下がる極寒の環境でした。この冷たさが、海に投げ出された多くの人々の命を短時間で奪う一因となりました。
沈没船はどれほど深い場所にあるのか
タイタニック号の残骸は、水深約12,415フィート(約3,794メートル)の深海に眠っています。これは標高3,800メートル級の高山がすっぽり沈むほどの深度であり、太陽光がまったく届かない暗黒の世界です。
残骸の発見
沈没から73年後の1985年、海洋学者ロバート・バラード博士率いる調査チームによって、タイタニック号の残骸がこの深海でついに発見されました。以降、数多くの調査や映像撮影が行われ、当時の様子を伝える貴重な資料となっています。
まとめ
タイタニック号は1912年4月14日深夜に氷山へ衝突し、翌15日未明に北大西洋のニューファンドランド沖へ沈みました。水深約3,800メートルの海底に眠るその残骸は、今なお世界中の人々の関心を集め続けています。