クワンザとはどんな行事?
クワンザ(Kwanzaa)は、アフリカ系アメリカ人とパン・アフリカンの文化に根ざした祝祭日で、アメリカ合衆国で生まれた比較的新しい年中行事です。現在では主にアメリカ国内で祝われていますが、ジャマイカなど、アフリカ系の人々が多く暮らす国々でも広く観察されています。
12月26日から1月1日までの7日間
クワンザの期間は毎年12月26日に始まり、翌年1月1日までの7日間続きます。クリスマスシーズンの直後に重なるため、年末年始のアメリカでは、この時期ならではの特別な雰囲気の中で祝われています。
期間中に行われる主な活動
クワンザの期間中、参加者は次のような活動を通じて、アフリカの文化や歴史への理解を深めます。
・家族や友人との贈り物の交換
・みんなで集まる祝宴(フィースト)
・キャンドルを灯す儀式
・アフリカの文化や歴史についての語らい
・アフリカの遺産を象徴するアイテムを使った家の飾り付け
なぜアメリカで祝われるようになったのか?
クワンザは1966年、アフリカ系アメリカ人の活動家マウラナ・カレンガによって創設されました。自らのルーツであるアフリカの文化と歴史を再認識し、家族やコミュニティの結束を強めることを目的としています。名称はスワヒリ語の「最初の実(matunda ya kwanza)」という言葉に由来しており、収穫祭の伝統にちなんだものです。
七つの原則(ングゾ・サバ)
クワンザの特徴的な要素の一つが、7日間それぞれに対応する「七つの原則(ングゾ・サバ)」です。団結(ウモジャ)、自己決定(クジチャグリア)、協働作業(ウジマ)、協同経済(ウジャマー)、目的(ニア)、創造性(クーンバ)、そして信仰(イマニ)の7つが掲げられます。専用の燭台「キナラ」に毎晩ひとつずつキャンドルを灯しながら、これらの原則について家族で語り合うのが一般的です。