オーストラリアのニューサウスウェールズ州議会(New South Wales Parliament)は、二院制(両院制)を採用しており、下院にあたる「立法議会(Legislative Assembly)」と上院にあたる「立法評議会(Legislative Council)」の2つの議院で構成されています。
立法議会(Legislative Assembly)― 下院
立法議会は下院に相当し、ニューサウスウェールズ州の有権者による直接選挙で選出された93名の議員で構成されます。各議員は小選挙区から選ばれ、任期は最長4年です。州政府の長である首相(プレミア)は、通常この立法議会で過半数の議席を持つ政党の党首が務めます。
立法評議会(Legislative Council)― 上院
立法評議会は上院に相当し、42名の議員で構成されます。かつては州知事(Governor)が州首相の助言に基づいて議員を任命していましたが、1978年の改革以降は比例代表制による直接選挙で選出されるようになりました。議員の任期は8年で、4年ごとに半数が改選されます。
まとめ
つまり、ニューサウスウェールズ州議会には「立法議会」と「立法評議会」の2つの議院があります。二院制のもと、法案は両院の審議と承認を経て成立する仕組みとなっており、それぞれの議院が異なる選出方法と役割を持つことで、より慎重な立法プロセスが実現されています。