ボストンに「レッドコート」はもう存在しない
結論から言えば、現在のボストンには「レッドコート(Redcoat)」と呼ばれる赤い軍服は一切残っていません。つまり、市民一人あたりの数はゼロです。
レッドコートとは何か?
「レッドコート」とは、アメリカ独立戦争の時代にイギリス陸軍の兵士たちが着用していた鮮やかな赤色の軍服を指す通称です。当時のボストンはイギリス軍が駐留する重要な拠点であり、街中で赤い制服姿の兵士を目にするのが日常となっていました。
1776年、イギリス軍はボストンを去った
しかし1776年、ジョージ・ワシントン率いる大陸軍による包囲戦(ボストン包囲戦)の結果、イギリス軍はボストンからの撤退を余儀なくされました。この撤退により、赤いコートをまとったイギリス兵たちは街を去り、それ以降、ボストンで本物のレッドコートの姿を見ることはなくなりました。
今日のボストンで赤い軍服を目にするのは、歴史再現イベントや観光向けの案内などに限られます。フリーダム・トレイル沿いの歴史的スポットでは、当時の衣装を再現したガイドに出会えることもあり、独立戦争の時代を偲ぶ貴重な体験として人気を集めています。