南アメリカの歴史

裏面に「平和(PEACE)」と刻まれた1922年モルガンダラーの価値はいくら?状態別相場を徹底解説

1922年ピースシルバーダラーとは

裏面に「平和(PEACE)」の文字が刻まれた1922年製のコインは、一般に「ピースシルバーダラー(Peace Silver Dollar)」として知られています。アンソニー・デ・フランチージ(Anthony de Francisci)によってデザインされ、第一次世界大戦の終結を記念して平和への願いを込め、1921年に初めて発行されました。鋳造は1935年まで続けられ、アメリカ貨幣史上で最も美しく象徴的なコインの一つとされています。

価値を左右する主な要因

1922年ピースシルバーダラーの評価額は、保存状態(コンディション)、希少性、そして市場での需要といった複数の要因によって大きく変動します。以下に、状態別のおおよその相場を紹介します。

未使用品(アンサーキュレーテッド)

未使用のまま残された1922年ピースシルバーダラーは、高い価値を持つことがあります。未使用品は摩耗の痕跡がほとんどなく、発行当初の美しい光沢とシャープなディテールが保たれています。グレードにもよりますが、100ドルから200ドル以上で取引されるケースがあります。

流通品(サーキュレーテッド)

実際に流通していたコインには、傷や小さな欠け、ディテールの摩耗といった使用痕が見られます。流通品の価値は状態とグレードによって異なり、一般的な流通品であれば30ドルから80ドル程度、状態の良い個体はさらに高値がつくこともあります。

希少なバラエティ

1922年ピースシルバーダラーには、コレクターの間で特に珍重される希少なバリエーションが存在します。代表的なものには、意匠がより立体的な「ハイレリーフ(High Relief)」タイプや、艶消し仕上げが特徴の「マットプルーフ(Matte Proof)」があります。こうした希少種は数百ドル以上の価値がつくこともあります。

市場の需要

コイン全体の人気や需給バランスも価格に影響します。1922年ピースシルバーダラーはコレクターからの人気が高く、市場環境や上質な個体の出品状況によって価値が変動することがあります。

正確な価値を知るには

コインの査定額は買い手と売り手の判断によっても左右されるため、あくまで目安として捉えてください。売買をご検討の場合は、信頼できるコインディーラーや貨幣学(ヌミスマティクス)の専門家に相談し、適切な鑑定を受けることをおすすめします。