海外の国名・首都名を持つアメリカの都市
アメリカ合衆国には、ヨーロッパからの移民たちが故郷を偲んだり、憧れの名高い都市に敬意を表したりして、そのまま地名として採り入れた場所が数多く存在します。ここでは、外国の国名や首都の名前にちなんで名付けられた代表的なアメリカの都市を8つご紹介します。
1. アセンズ(Athens)― アラバマ州
ギリシャの首都「アテネ」にちなんで名付けられた都市です。1819年に設立され、学問の都アテネにあやかって教育の町としても知られています。
2. バーリン(Berlin)― メリーランド州
ドイツの首都「ベルリン」からその名を取った小さな歴史的な町です。大西洋岸に近く、美しい歴史地区が保存されています。
3. カイロ(Cairo)― イリノイ州
エジプトの首都「カイロ」にちなんだ地名です。ミシシッピ川とオハイオ川が合流する最南端の要衝に位置し、かつては河川交通の拠点として栄えました。
4. ロンドン(London)― オハイオ州
イギリスの首都「ロンドン」に由来する都市で、マディソン郡の郡庁所在地として機能しています。
5. メキシコ(Mexico)― ミズーリ州
国名そのものが付いた珍しい例で、隣国メキシコにちなんで名付けられました。「サドルショーの首都」としても知られる町です。
6. パリス(Paris)― テキサス州
フランスの首都「パリ」にちなんで名付けられました。同名の都市の中でも最大規模を誇り、町には赤いカウボーイハットをかぶったエッフェル塔のレプリカが立っていることでも有名です。
7. ローマ(Rome)― ジョージア州
イタリアの首都「ローマ」にあやかった都市です。本家ローマと同じように七つの丘の上に建設されたことが名前の由来と言われています。
8. ワルソー(Warsaw)― インディアナ州
ポーランドの首都「ワルシャワ」にちなんで名付けられました。ポーランド系移民のつながりが深く、現在では人工関節製造の世界的中心地としても知られています。
まとめ
これらの都市名には、移民たちが母国への思いを込めた歴史が刻まれています。地図の上で「パリ」や「ローマ」という名前を見かけたら、それは遠い海の向こうの故郷への郷愁が生んだ名残かもしれません。次にアメリカを旅行する際は、こうした地名の由来に思いを馳せてみるのも楽しみの一つになるでしょう。