ヒジュラ(聖遷)とは何か
ヒジュラ(ヘギラ、Hegira/Hijra)とは、預言者ムハンマドとその信徒たちが西暦622年にメッカからメディナへ移住した歴史的な出来事を指します。この移住はイスラム教の歴史における重大な転換点とされ、日本語では「聖遷」とも訳されます。
ヒジュラはイスラム暦(ヒジュラ暦)の起点となる出来事であり、西暦622年がヒジュラ紀元の元年とされています。イスラム圏では、この年を基準にして年数が数えられてきました。
西暦622年から何年が経過したのか?
ヒジュラ(西暦622年)から今日までの経過年数を求めるには、現在の西暦年から622を差し引きます。
たとえば、現在の年が2023年である場合、計算式は次のようになります。
2023 − 622 = 1401
つまり、2023年の時点では、ヒジュラから1401年が経過していることになります。同じ要領で、2025年なら「2025 − 622 = 1403」となり、1403年が経過したことになります。
注意:イスラム暦(太陰暦)との違い
上記の計算は、あくまで「西暦ベース」の経過年数です。実際のイスラム暦(ヒジュラ暦)は月の満ち欠けに基づく太陰暦であり、1年が約354日しかありません。そのため、イスラム暦上の年数は西暦の単純な引き算よりも先に進んでいます。参考までに、2023年はイスラム暦で1444年〜1445年に相当します。