バルジの戦いにおけるアメリカ軍の死者数
バルジの戦い(アルデンヌ攻勢)は、第二次世界大戦の中でも最も多くの血が流された激戦の一つとして知られています。アメリカ国防総省によると、この戦いで8,409人のアメリカ軍人が戦死しました。
戦いの期間
バルジの戦いは1944年12月16日に始まり、1945年1月25日まで続きました。厳寒の冬、約40日間にわたる戦闘がヨーロッパ西部戦線で展開されました。
戦いの背景
この攻勢は、ナチス・ドイツがベルギーのアルデンヌ地方で仕掛けた、西部戦線における最後の大規模な反攻作戦でした。ドイツ軍は奇襲によって連合国の戦線に「突出部(バルジ)」を作り出し、補給港アントウェルペンの奪還を目指しました。しかし、圧倒的な物量と増援を送り込んだアメリカ軍の粘り強い抵抗により、ドイツ軍の作戦は最終的に失敗に終わっています。
総損害の規模
戦死した8,409人以外にも、負傷者・捕虜・行方不明者を含めたアメリカ軍の総損害は約75,000人以上に上るとされています。この規模の大きさから、バルジの戦いはアメリカ合衆国の歴史において最大級の地上戦と位置づけられています。一方、ドイツ軍も甚大な損失を被り、予備兵力と装備を使い果たしたことが、その後のドイツ敗北を早める一因となりました。