南アメリカの歴史

フロリダは米国から離脱した3番目の州だったのか?歴史的事実を徹底解説

「フロリダはアメリカ合衆国から離脱した3番目の州なのか?」——この疑問に対する答えは「はい」です。フロリダ州は1861年1月10日、サウスカロライナ州とミシシッピ州に続いて、連邦(合衆国)からの離脱を宣言した3番目の州となりました。

南部諸州の離脱の順序

1860年の大統領選挙でエイブラハム・リンカーンが当選すると、奴隷制の存続を危ぶんだ南部諸州が相次いで連邦からの離脱を決断しました。最初の3州の離脱時期は以下の通りです。

  • サウスカロライナ州:1860年12月20日(1番目)
  • ミシシッピ州:1861年1月9日(2番目)
  • フロリダ州:1861年1月10日(3番目)

その後もアラバマ、ジョージア、ルイジアナ、テキサスなどの州が続き、最終的に合計11州が連邦を離脱し、「アメリカ連合国(CSA)」を結成しました。

フロリダが離脱を選んだ背景

当時のフロリダは、綿花やサトウキビなどを生産するプランテーション経済が奴隷労働に深く依存しており、州人口のかなりの割合を奴隷が占めていました。そのため、奴隷制の拡大に反対する立場をとる共和党のリンカーン政権の誕生は、フロリダにとって経済的・社会的な大きな脅威と受け取られたのです。

1861年1月10日、フロリダ州は州都タラハシーでの州会議において連邦からの離脱を正式に宣言。同年2月に成立したばかりのアメリカ連合国に加盟し、以降の南北戦争では南軍側として参戦することになりました。

まとめ

フロリダはまぎれもなく、米国から離脱した3番目の州でした。サウスカロライナ、ミシシッピに続き1861年1月10日に離脱を宣言し、南北戦争ではアメリカ連合国の一員として北軍と対峙しています。こうした南部諸州の相次ぐ離脱劇は、やがてアメリカ史上最大の内戦である南北戦争へと発展していったのです。