南アメリカの歴史

1750年のアメリカ13植民地の人口は約120万人?当時の人々の暮らしとは

1750年のアメリカ13植民地の人口は約120万人

1750年の時点で、北米東海岸に広がっていたイギリス領13植民地の総人口は、およそ120万人と推定されています。アメリカ合衆国として独立する約25年前、この地域にはすでに100万人を超える人々が暮らしていました。

人口の構成

当時の人口の大部分はヨーロッパからの移民とその子孫で、イングランド、スコットランド、アイルランド、ドイツなどから渡ってきた人々が中心でした。また、南部のプランテーション経済を支えるため、全体の約20%にあたる20万人以上のアフリカ系奴隷が含まれていたことも分かっています。なお、この統計には先住民の人口は通常含まれていません。

急速な人口増加の背景

17世紀初頭にジェームズタウンが建設されて以来、植民地の人口は着実に増え続けてきました。その背景には次のような要因があります。

・ヨーロッパからの継続的な移民の流入
・非常に高い出生率(一人の女性が7〜8人の子どもを産むことも珍しくなかった)
・豊富な食料と比較的健康な環境による高い生存率
・契約奉公人として新天地を目指した労働者たちの到来

独立前夜へ向かう勢い

この成長の勢いはその後も止まりません。1770年には約210万人、そして1776年の独立宣言の時点では約250万人にまで達したと考えられています。フィラデルフィア、ニューヨーク、ボストンなどの都市も発展を遂げ、特にフィラデルフィアは当時のイギリス帝国内でも有数の規模を誇る都市となりました。

まとめ

1750年の13植民地の人口は約120万人であり、移民の流入と高い出生率によって急速に拡大していく時代でした。こうした力強い人口動態こそが、わずか四半世紀後のアメリカ独立へとつながる経済的・社会的な基盤となったのです。