ヨーロッパの歴史

キルキス・ラハナスの戦い1913年――貴重な資料を用いたギリシャ軍参謀本部(GES/DIS)の記録映像

キルキス・ラハナスの戦い1913年――貴重な資料を用いたギリシャ軍参謀本部(GES/DIS)の記録映像

第二次バルカン戦争の転換点となった激戦

キルキス・ラハナスの戦いは、1913年に勃発した第二次バルカン戦争において決定的な役割を果たした戦闘です。この戦いでギリシャ軍が収めた歴史的な大勝利は、東マケドニア地方の解放を確実なものとしました。

戦いの歴史的背景

第一次バルカン戦争では同盟国として共にオスマン帝国と戦ったギリシャとブルガリアでしたが、両国はマケドニア地方の帰属をめぐって対立を深めていきました。1913年6月、ブルガリア軍の先制攻撃によって第二次バルカン戦争が開戦すると、ギリシャ軍は国王コンスタンティノス1世の指揮のもと、要塞化されたキルキス周辺のブルガリア軍陣地への攻撃を敢行します。

6月19日から21日にかけて繰り広げられた激戦の末、ギリシャ軍はキルキスの町とラハナスの高地を攻略することに成功しました。この勝利により、セルレスやカヴァラを含む東マケドニア一帯がギリシャの支配下に入ることとなりました。

貴重な映像資料を収録した記録映像

ギリシャ軍参謀本部(GES)軍史局(DIS)は、この戦いで命を落とした数多くの勇敢なギリシャ将兵に敬意を表し、希少な視覚資料をふんだんに使用した非常に有益な記録映像を公開しました。当時の戦況や兵士たちの姿を伝える貴重な素材が多数収められており、バルカン戦争の歴史に関心のある方にとって必見の内容となっています。