後世のローマ史研究者はドイツのテオドール・モムセンとイギリスのエドワード・ギボンの二人です。 今回は『ローマ帝国衰退史』を書いたエドワード・ギボンの物語です。 ローマ帝国の衰退の歴史 エドワード・ギボンは 1737 年に生まれ、ハンプシャーの比較的裕福な家庭で育ちました。 彼の他に5人の兄弟と1人の妹が生まれましたが、無事に成長したのはテナガザルだけでした。彼の祖母は 1720 年の南海バブルでその財産を失いましたが、その後見事に復活し、ギボンの父親はその遺産を手に入れることができました。 テナガザルは幼い頃からあまり力が弱く、母親は 10 歳で亡くなりました。 そ