スペイン内戦で共和国の転覆を図ったのはどの勢力?
スペイン内戦(1936年〜1939年)において、第二共和政(スペイン共和国)の転覆を企てたのは、「国民派(ナショナリスト派)」と呼ばれる反乱軍の勢力でした。彼らは1936年7月に軍事クーデターを起こし、共和政権の打倒を目指して武装蜂起しました。
国民派には保守的な軍人、王党派、カトリック教会の一部、ファル・エスパニョーラ(ファランヘ党)などの右翼勢力が参加しており、共和派(人民戦線)と激しい内戦を繰り広げました。
国民派を率いた指導者は誰か?
国民派を率いたのは、フランシスコ・フランコ将軍です。当初は複数の将軍が反乱を主導していましたが、次第にフランコが実権を握り、1936年10月には国民派全体の最高指導者(カウディーリョ)に就任しました。
フランコはナチス・ドイツとファシスト政権下のイタリアから軍事的支援を受けながら戦いを優位に進め、1939年にマドリードを陥落させて内戦に勝利しました。以後、彼は約36年間にわたってスペインを独裁的に統治し、1975年の死去まで権力の座にとどまりました。