答え:戦争責任条項(第231条)
第一次世界大戦後の講和条約であるベルサイユ条約において、連合国が中央同盟国に戦争の責任を負わせる意図を示したのが「戦争責任条項(War Guilt Clause)」です。この条項は、条約第231条としても知られています。
第231条の内容
この条項は、ドイツおよびその同盟国が第一次世界大戦の勃発について全面的な責任を認めることを定めたものであり、連合国がドイツに求めた莫大な賠償金の法的根拠とされました。
条項への反発と歴史的影響
この規定はきわめて大きな物議を醸しました。多くのドイツ人はこの条項を不当で屈辱的なものと受け止め、国内には連合国への強い怨恨とナショナリズムの感情が広がることになりました。こうした感情は戦間期の政治的不安定化を招き、後の急進勢力の台頭の一因となったと指摘されています。