イギリスとフランスは、17世紀後半から18世紀にかけて何度も戦争を繰り返しました。その戦いの舞台はヨーロッパにとどまらず、世界のさまざまな地域へと広がっていました。
植民地をめぐる争い――インドと北アメリカ
両国が激しく対立したのが、海外植民地の支配権をめぐる争いです。
インドでは貿易拠点の獲得をめぐって対立し、北アメリカではカナダやミシシッピ川流域などの広大な領土をめぐって戦いました。特に1756年から1763年にかけて行われた七年戦争(北アメリカではフレンチ・インディアン戦争とも呼ばれます)でイギリスが勝利した結果、カナダとインドにおけるイギリスの優位が確立されました。
ヨーロッパ大陸での争い
イギリスとフランスは、ヨーロッパ大陸の領土支配をめぐっても戦いました。たとえば、スペイン領ネーデルラント(現在のベルギー)の帰属が大きな争点となりました。スペイン継承戦争(1701〜1714年)などの戦乱では、この地域の支配権をめぐって両国が鋭く対立しています。
まとめ
つまり、イギリスとフランスの戦いは、
①インド
②北アメリカ
③ヨーロッパ大陸(例:スペイン領ネーデルラント=現在のベルギー)
というように、世界各地で展開されていたのです。