ヨーロッパの歴史

第一次世界大戦後のパリ講和会議を主導した「ビッグ4」とは誰?

パリ講和会議の中心人物「ビッグ4」とは

1919年に開催されたパリ講和会議には、第一次世界大戦の戦勝国である主要国の指導者が集結しました。一般的に「ビッグ4」と呼ばれるのは、会議で中心的な役割を果たした以下の4人の指導者です。

  • ウッドロウ・ウィルソン(アメリカ合衆国大統領)
  • デビッド・ロイド・ジョージ(イギリス首相)
  • ジョルジュ・クレマンソー(フランス首相)
  • ヴィットーリオ・エマヌエーレ・オルランド(イタリア首相)

実は5か国が参加していた

しかし、講和会議にはもう1か国、日本も主要国として参加していました。日本からは元首相の西園寺公望が全権大使として派遣され、「ビッグ5」の一員として会議に臨んでいます。

ただし、日本の代表団は英・仏・米・伊の4か国ほど交渉の中心に立つことは少なく、主に太平洋における旧ドイツ領の処理や、国際連盟規約への人種差別撤廃条項の追加提案など、自国に関わる課題に重点を置いて参加しました。

まとめ

パリ講和会議の主役として歴史に名を刻むのは「ビッグ4」ことウィルソン、ロイド・ジョージ、クレマンソー、オルランドの4人ですが、正式には日本を含む5か国の代表者が戦後処理を協議しました。この会議で締結されたヴェルサイユ条約は、その後の国際秩序の形成に多大な影響を与えることとなりました。