第二次世界大戦における連合国とは
第二次世界大戦(1939年~1945年)において、連合国(れんごうこく)は、ドイツ・イタリア・日本などの枢軸国に対抗して戦った国家連合のことです。当初はイギリスとフランスが中心となって戦いを展開していましたが、1941年にソビエト連邦とアメリカが参戦し、さらに中国も加わったことで、これら4か国が「四大国」として連合国の中核を形成しました。
1942年1月には、26か国が署名した「連合国共同宣言(ユナイテッド・ネーションズ宣言)」が発表され、ここで初めて「連合国(United Nations)」という名称が公式に使用されました。その後、宣言に署名する国は増え続け、終戦までに47か国以上が連合国として枢軸国との戦いに参加しました。
連合国の主要国
連合国の中でも特に大きな役割を果たしたのが、以下の主要国です。
- イギリス – 開戦当初から一貫して戦い続けた中心的存在
- フランス – 1940年の降伏後も自由フランス軍が抵抗を継続
- ソビエト連邦 – 独ソ戦でナチス・ドイツを撃退した決定的な役割を担う
- アメリカ合衆国 – 真珠湾攻撃後に参戦し、物資・兵力の両面で圧倒的な貢献
- 中国 – 日中戦争以来、日本に対して長期にわたり抵抗
連合国に参加した主な国々
四大国以外にも、世界中の多くの国が連合国として参戦しました。主な国は以下の通りです。
- カナダ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- インド(当時はイギリス領)
- 南アフリカ
- ポーランド
- チェコスロバキア
- ユーゴスラビア
- ギリシャ
- ベルギー
- オランダ
- ルクセンブルク
- ノルウェー
- デンマーク
「交戦国」として加わった国
正式な連合国宣言への署名時期や経緯は異なるものの、実質的に連合国側で戦った国もあります。
- フィンランド – 対ソ戦では枢軸側だったが、1944年以降はドイツと交戦
- ブラジル – 1944年にイタリア戦線へ遠征軍を派遣
- メキシコ – 航空部隊などを太平洋戦線に送り出した
まとめ
第二次世界大戦の連合国は、イギリス・フランス・ソビエト連邦・アメリカ・中国という五大国を中心に、ヨーロッパからアジア、南北アメリカ、オセアニアまで広範囲に及ぶ多くの国々で構成されていました。それぞれの国が異なる事情で参戦しながらも、枢軸国という共通の敵に対して協力関係を築いた点が、連合国勝利の大きな要因となりました。