人類初の月面着陸は1969年
宇宙船が月面に着陸した年として最もよく知られているのは1969年です。同年7月20日、アメリカ航空宇宙局(NASA)のアポロ11号が月面に着陸し、ニール・アームストロング船長とバズ・オルドリン飛行士が人類史上初めて月の表面を歩きました。この歴史的な瞬間は世界中に中継され、「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」というアームストロングの言葉とともに、今もなお語り継がれています。
アポロ計画による6回の有人着陸
アポロ11号以降も、NASAは1972年12月のアポロ17号までに合計6回の有人月面着陸を成功させています。アポロ11号(1969年)、12号(1969年)、14号(1971年)、15号(1971年)、16号(1972年)、17号(1972年)の6つのミッションにより、延べ12人の宇宙飛行士が月面を歩いたことになります。
無人探査機による月面着陸の歴史
実は、有人ミッションよりも前に、無人の探査機による月面着陸はすでに実現していました。
1966年にはソ連のルナ9号が世界初となる月面への軟着陸に成功し、月面の写真撮影を行いました。その後もソ連のルナ計画やアメリカのサーベイヤー計画など、数多くの無人探査機が月面に着陸し、貴重な科学データをもたらしています。
21世紀の月面探査
近年では月探査が再び活発化しており、中国の嫦娥(チェンエ)シリーズやインドのチャンドラヤーン3号(2023年)、日本のSLIM(2024年)など、各国の無人探査機による月面着陸が相次いで成功しています。さらに今後は、NASA主導のアルテミス計画のもと、約半世紀ぶりとなる有人月面着陸も計画されています。
まとめ
「宇宙船は月に着陸したことがない」という認識は誤りです。実際には、1966年のルナ9号による世界初の無人軟着陸以来、有人・無人合わせて数多くの宇宙船が月面に到達しています。人類初の有人月面着陸は1969年7月20日のアポロ11号によるものであり、これが月面着陸の年として最も広く知られています。