古代の歴史

歴代ローマ教皇一覧|在位年付きで時系列にまとめて解説

歴代ローマ教皇一覧

以下は、初代教皇ペトロからヨハネ・パウロ2世まで、歴代ローマ教皇の名前と在位期間を時系列順にまとめた一覧です。なお、ここでは代表的な教皇を抜粋して掲載しており、全教皇を網羅したものではありません。また、初期の在位年については史料が限られているため、研究者によって多少の見解の相違があります。

原始教会時代(1世紀〜3世紀)

  • 33年〜67年:ペトロ
  • 67年〜76年:リヌス
  • 76年〜88年:アナクレトゥス
  • 88年〜97年:クレメンス1世
  • 97年〜105年:エヴァリストゥス
  • 105年〜115年:アレクサンデル1世
  • 115年〜125年:シクストゥス1世
  • 125年〜136年:テレスフォルス
  • 136年〜140年:ヒギヌス
  • 140年〜155年:ピウス1世
  • 155年〜166年:アニケトゥス
  • 166年〜175年:ソテル
  • 175年〜189年:エレウテリウス
  • 189年〜199年:ウィクトル1世
  • 199年〜217年:ゼフィリヌス
  • 217年〜222年:カリストゥス1世
  • 222年〜230年:ウルバヌス1世
  • 230年〜235年:ポンティアヌス
  • 235年〜236年:アンテルス
  • 236年〜250年:ファビアヌス
  • 251年〜253年:コルネリウス
  • 253年〜254年:ルキウス1世
  • 254年〜257年:ステファヌス1世
  • 257年〜258年:シクストゥス2世
  • 260年〜268年:ディオニュシウス
  • 269年〜274年:フェリックス1世
  • 275年〜283年:エウティキアヌス
  • 283年〜296年:カイウス
  • 296年〜304年:マルケリヌス

ローマ帝国末期〜中世初期(4世紀〜8世紀)

  • 308年〜309年:マルケルス1世
  • 309年〜310年:エウセビウス
  • 311年〜314年:ミルティアデス
  • 314年〜335年:シルウェステル1世
  • 335年〜336年:マルクス
  • 337年〜352年:ユリウス1世
  • 352年〜366年:リベリウス
  • 366年〜383年:ダマスス1世
  • 384年〜399年:シリキウス
  • 399年〜401年:アナスタシウス1世
  • 401年〜417年:インノケンティウス1世
  • 417年〜418年:ゾシモ
  • 418年〜422年:ボニファティウス1世
  • 422年〜432年:ケレスティヌス1世
  • 432年〜440年:シクストゥス3世
  • 440年〜461年:レオ1世
  • 461年〜468年:ヒラリウス
  • 468年〜483年:シンプリキウス
  • 483年〜492年:フェリックス3世
  • 492年〜496年:ゲラシウス1世
  • 496年〜498年:アナスタシウス2世
  • 498年〜514年:シンマクス
  • 514年〜523年:ホルミスダス
  • 523年〜526年:ヨハネス1世
  • 526年〜530年:フェリックス4世
  • 530年〜532年:ボニファティウス2世
  • 535年〜536年:アガペトゥス1世
  • 536年〜537年:シルウェリウス
  • 590年〜604年:グレゴリウス1世
  • 649年〜655年:マルティヌス1世
  • 655年〜657年:エウゲニウス1世
  • 657年〜672年:ウィタリアヌス
  • 678年〜681年:アガト
  • 681年〜683年:レオ2世
  • 684年〜685年:ベネディクトゥス2世
  • 687年〜701年:セルギウス1世
  • 715年〜731年:グレゴリウス2世
  • 731年〜741年:グレゴリウス3世
  • 741年〜752年:ザカリアス
  • 757年〜767年:パウロ1世

中世〜近世(8世紀〜17世紀)

  • 795年〜816年:レオ3世
  • 817年〜824年:パスカリス1世
  • 847年〜855年:レオ4世
  • 858年〜867年:ニコラウス1世
  • 884年〜885年:ハドリアヌス3世
  • 1049年〜1054年:レオ9世
  • 1057年〜1058年:ステファヌス9世
  • 1073年〜1085年:グレゴリウス7世
  • 1086年〜1087年:ウィクトル3世
  • 1119年〜1124年:カリストゥス2世
  • 1145年〜1153年:エウゲニウス3世
  • 1271年〜1276年:グレゴリウス10世
  • 1294年:ケレスティヌス5世
  • 1303年〜1304年:ベネディクトゥス11世
  • 1362年〜1370年:ウルバヌス5世
  • 1566年〜1572年:ピウス5世
  • 1676年〜1689年:インノケンティウス11世

近代〜現代(19世紀〜20世紀)

  • 1846年〜1878年:ピウス9世
  • 1903年〜1914年:ピウス10世
  • 1958年〜1963年:ヨハネ23世
  • 1963年〜1978年:パウロ6世
  • 1978年〜2005年:ヨハネ・パウロ2世

この一覧からは、初期の教皇の在位期間が非常に短いケースが多いことや、258年〜260年、537年〜590年など教皇位が空位となった時期が存在することが読み取れます。これはローマ帝国によるキリスト教徒への迫害や、ローマ略奪などの政治的混乱、教皇選出をめぐる対立が影響した結果と考えられます。特にグレゴリウス1世(大聖グレゴリウス)は中世教皇権の基礎を築いた人物として知られ、後のレオ3世によるカール大帝の戴冠(800年)は中世ヨーロッパ史における重要な転換点となりました。