古代の歴史

1788年6月25日の世界史:米国憲法批准と露土戦争開戦

1788年6月25日、世界史に残る二つの重要な出来事

1788年6月25日は、世界の歴史において大きな転機となった二つの出来事が同時に進行した記念すべき日です。

1. アメリカ合衆国憲法の発効要件が成立

1788年6月25日、ニューハンプシャー州が9番目の州としてアメリカ合衆国憲法を批准しました。これにより、憲法発効に必要とされていた「9州の批准」という要件が満たされ、独立直後のアメリカ共和国における最初の成文憲法が正式に確立されることになりました。

ニューハンプシャー州の批准を受けて、新たに創設される連邦政府とその統治体制を正式に始動させるプロセスが開始されました。この瞬間は、世界で最も古い部類に属し、今日まで途切れることなく運用され続けているアメリカ合衆国憲法の誕生における決定的な一歩となったのです。

2. 露土戦争(1787年〜1792年)の本格的な開戦

同じ1788年6月25日には、ロシア帝国とオスマン帝国の間で露土戦争(1787年〜1792年)が本格的に始まりました。

ロシアが戦争に踏み切った主な動機は、黒海沿岸地域をめぐる領土を巡る対立と、温暖な海域へのアクセス確保の必要性でした。当時のロシアにとって、南方への出口となる港の獲得は国家戦略上の最重要課題の一つだったのです。

この戦争は、18世紀から19世紀にかけて両帝国の間で繰り返された数多くの紛争と勢力争いの一つに過ぎませんが、その帰結は大きいものでした。最終的にロシアは勝利を収め、南欧および東欧におけるロシアの地政学的影響力は大きく拡大することとなりました。