古代の歴史

1940年のマーキュリーダイムにミントマークはある?場所と理由をわかりやすく解説

結論から言うと、1940年に発行されたマーキュリーダイムにはミントマーク(造幣局マーク)が存在しません。これはコインに不備があるわけではなく、当時のアメリカ造幣局の方針によるものです。

なぜ1940年のマーキュリーダイムにミントマークがないのか

1940年のマーキュリーダイムは、すべてフィラデルフィア造幣局で鋳造されました。そして当時、フィラデルフィア造幣局は自局で製造したコインにミントマークを刻む習慣がなかったため、この年のダイムにはミントマークが付いていないのです。

つまり、1940年のマーキュリーダイムを入手した際に表面や裏面をいくら探しても「D」や「S」などの記号が見つからないのは正常なことであり、偽物やエラー品という意味ではありません。

参考:マーキュリーダイムのミントマークはどこにある?

マーキュリーダイム(1916年〜1945年発行)において、デンバー造幣局の「D」やサンフランシスコ造幣局の「S」といったミントマークは、コイン裏面の中央、「ONE」の文字の左側、ファスケス(束ねられた斧)の下あたりに刻印されます。

ただし前述のとおり、フィラデルフィア造幣局製のコインにはこの位置に何も刻まれていません。1968年以降、フィラデルフィア造幣局もミントマークを使用するようになりましたが、それ以前の古いコインでは無刻印が標準だったことを覚えておくと、コインの鑑定や収集の際に役立ちます。