古代の歴史

バベルの塔は大洪水の前に建てられたのか、それとも後なのか?聖書が語る答え

バベルの塔は、大洪水の後に建てられたとされています。この記事では、その根拠となる聖書の記述をわかりやすく解説します。

バベルの塔の物語はどこに書かれている?

バベルの塔の物語は、旧約聖書の「創世記」第11章に記されています。この章によると、大洪水の後、ノアの方舟から生き残った人類の子孫たちは、地上に再び広がっていきました。

すべての人々が同じ言語を話していた時代

当時の人類は、みなが同じ言語を話していました。人々は東方の平地にあるシナルの地(バビロニア)に移り住み、そこで一つの計画を立てます。

それは、「天にまで達する塔」を建てるという壮大なものでした。人々は自分たちの名を永遠に残すこと、そして地上に散らされることのないようにすることを目的としていました。レンガを石の代わりに、アスファルトを漆喰の代わりに用いて、塔の建設を進めたと伝えられています。

神の介入と言語の混乱

しかし、人々の計画は神のみこころに適いませんでした。神は人間の傲慢さを見て、計画を阻止することを決められます。

神は降りてきて、人々の言語を混乱させ、互いに言葉が通じないようにされました。言葉が通じなくなった人々は協力して塔を建て続けることができず、ついに建設は中断されます。そして、人々は塔を放棄し、全地に散らばっていったのです。

この場所が「バベル」と呼ばれるようになったのは、そこで主が全地の言語を乱されたからだと聖書は説明しています。「バベル」は「混乱」を意味する言葉に通じているとも言われています。

結論:バベルの塔は大洪水の後に建てられた

以上のことから、バベルの塔は大洪水の後に建てられたと結論づけることができます。創世記第11章の物語は、大洪水の出来事(第6章〜第9章)の後に位置づけられており、洪水を生き延びたノアの子孫たちによって塔が建てられたとされているためです。

バベルの塔の物語は、人間の驕りと神の御業、そして言語や民族の多様性の起源について考える上で、今なお多くの人々に深い示唆を与える物語となっています。