古代の歴史

電気はいつ発見された?その歴史と研究の始まりをわかりやすく解説

電気は「発見」されたものなのか?

実は、電気は誰かがある時点で「発見」したものではありません。雷や静電気のように、電気はもともと自然界に存在する現象だからです。人類が行ってきたのは、その正体を解明し、実用化するための「研究」でした。

電気の研究は17世紀から本格化

電気に関する科学的な研究は、早くも17世紀に始まっています。1600年、イギリスの物理学者ウィリアム・ギルバートは著書『磁石論』の中で「電気(electricus)」という言葉を初めて用い、琥珀(こはく)が軽い物体を引きつける現象などを体系的に記述しました。この功績から、ギルバートは「電気学の父」と呼ばれています。

18〜19世紀の大きな進展

その後も電気研究は目覚ましい発展を遂げました。

  • 1752年:ベンジャミン・フランクリンが凧揚げ実験によって、雷が電気現象であることを実証しました。
  • 1800年:アレッサンドロ・ボルタが世界初の電池「ボルタ電池」を発明し、安定した電流の供給を可能にしました。
  • 1831年:マイケル・ファラデーが電磁誘導を発見し、発電機の原理を確立しました。

まとめ

電気は自然現象であるため、「発見された世紀」という表現は厳密には当てはまりません。しかし、その科学的な研究は17世紀に始まったといえます。以降、多くの科学者たちの貢献によって電気の正体が次第に解明され、私たちの身近にある現代の電力社会へとつながっていったのです。