古代の歴史

ショーニー族には何人のインディアン(先住民)がいたのか?

ショーニー族とは

ショーニー族(Shawnee)は、北米のオハイオ川流域を故地とするネイティブ・アメリカン(アメリカ先住民)の部族です。17世紀から18世紀にかけて、彼らはペンシルベニア、オハイオ、ケンタッキーといった広い範囲に分かれて暮らし、狩猟と農耕を中心とした生活を送っていました。

歴史上の人口規模

ヨーロッパ人との接触以前のショーニー族の正確な人口は記録が残っていないため推定の域を出ませんが、研究者の間では数千人規模であったと考えられています。18世紀末には約3,000人前後だったという推計もあります。その後、植民者との戦争、疫病の流行、そして1830年代のインディアン移住法による強制移住を経て、人口は大きく減少しました。

現在のショーニー族の人口

今日、ショーニー族は主に次の3つの連邦公認部族として存在しています。

  • アブセンティー・ショーニー族(Absentee-Shawnee Tribe of Indians of Oklahoma)
  • イースタン・ショーニー族(Eastern Shawnee Tribe of Oklahoma)
  • ショーニー族(The Shawnee Tribe)

これら3部族の登録メンバーを合計すると、およそ7,000人から8,000人程度とされており、多くはオクラホマ州を中心に暮らしています。

「インディアン」という言葉の注意点

なお、「インディアン」という言葉には注意が必要です。この語は文脈によって「アメリカ先住民」を指す場合と、「インド亜大陸出身の人々」を指す場合があります。ショーニー族は後者とはまったく無関係であり、あくまで北米の先住民族です。この呼称は、コロンブスが新大陸をインドと誤認したことに由来するとされます。したがって、「ショーニー族にインド出身者が多いかどうか」という問い自体が誤解に基づくものであり、正しくは「ショーニー族という先住民集団の人口はどれほどか」と捉えるのが適切です。