古代ギリシャの太陽神の名前は「ヘーリオス」
古代ギリシャ神話における太陽の神の名前は、ヘーリオス(Helios)です。古代ギリシャ語では「Ἥλιος(ヘーリオス)」と表記され、その言葉自体が「太陽」という意味を持っています。英語では /ˈhiːliəs/(ヒーリアス)のように発音されます。
ヘーリオスとはどんな神?
ヘーリオスは、天空を司るティタン神族のヒュペリオンとテイアの息子とされ、毎日、黄金の戦車に乗って東の空から西の空へと太陽を引いて走ると信じられていました。夜になると、世界の周りを巡って再び東へ戻るという神話も伝えられています。
また、ヘーリオスはすべてを見通す存在として知られ、他の神々や人間の行いを目撃する役割を担うこともありました。
ロドス島との深い関わり
ヘーリオスはエーゲ海のロドス島で特に厚く信仰されており、島の守護神とされていました。古代世界七不思議の一つとして有名な「ロドス島の巨像(コロッソス)」は、このヘーリオスをかたどった巨大な青銅像だったと言われています。
アポロンとの混同に注意
後の時代になると、ヘーリオスは光と太陽とも結びつけられるオリュンポス十二神の一柱アポロン(Apollo)と混同されるようになりました。しかし厳密には、ヘーリオスは太陽そのものを神格化したティタン神族の神であり、アポロンとは別の存在です。