古代の歴史

硫黄島の戦い:連合国軍と日本軍、それぞれの参戦部隊を徹底解説

太平洋戦争末期の激戦として知られる「硫黄島の戦い」は、1945年(昭和20年)2月19日から3月26日にかけて、小笠原諸島の硫黄島を舞台に繰り広げられました。ここでは、この戦いに参加した連合国軍(同盟国側)と枢軸国側(日本軍)の構成をわかりやすく解説します。

連合国軍(同盟国側)の構成

アメリカ合衆国 ― 作戦の中核

硫黄島攻略作戦の主力となったのはアメリカ軍です。総勢約11万人が投入され、以下の3軍種が参加しました。

  • アメリカ海兵隊: 上陸作戦の中核を担った主力部隊。第3・第4・第5海兵師団からなる第5水陸両用軍団が投入されました。
  • アメリカ海軍: 艦砲射撃による支援や上陸部隊の輸送、制海権の確保を担当。スプルーアンス提督率いる第5艦隊が作戦全体を支援しました。
  • アメリカ陸軍(陸軍航空隊): B-29爆撃機による空襲の前線基地確保が主目的の一つで、航空支援も行いました。

イギリス

イギリスからは王立海兵隊(ロイヤル・マリーンズ)が一部参加し、連合国軍を支援しました。

カナダ

カナダからもカナダ陸軍の部隊が参加し、太平洋方面における連合国軍の戦力に加わりました。

枢軸国側の構成

大日本帝国 ― 島を守る防衛軍

硫黄島を防衛したのは、約2万1千名規模の日本軍守備隊でした。

  • 大日本帝国陸軍: 小笠原兵団(第109師団)を中心とした地上部隊。指揮官の栗林忠道中将は、従来の水際決戦を捨てて洞窟陣地と縦深防御を採用し、米軍に大きな損害を与えました。
  • 大日本帝国海軍: 市丸利之助少将率いる海軍守備隊が陸軍とともに防衛戦に参加。島には飛行場があり、航空作戦の拠点としても重要視されていました。

まとめ

硫黄島の戦いは、圧倒的な物量を誇るアメリカを主力とする連合国軍と、堅固な地下要塞で徹底抗戦する日本軍との攻防でした。結果は連合国軍の勝利に終わり、占領された硫黄島はその後の日本本土空襲におけるB-29の緊急着陸地として活用されることになりました。折り込み紙に写る星条旗を掲げる兵士たちの写真は、今なお第二次世界大戦を象徴する一枚として語り継がれています。