聖書で最も誤解された女性――マグダラのマリアとは誰か
マグダラのマリアは、聖書に登場する人物の中で最も興味深いと同時に、最も誤解されてきた存在です。伝統的には「改心した娼婦」として知られていますが、実際にはイエスの最も忠実な弟子の一人となりました。果たして彼女はイエスの妻だったのでしょうか。この説にはスキャンダラスな噂がまとわりつきます。聖書自身は彼女についてほとんど語っていません。私たちが抱くイメージは、そもそも誤解に基づいているのかもしれません。
多くのキリスト教徒は、イエスへの熱烈な愛ゆえにマグダラのマリアを敬っています。彼女にとってイエスこそがすべてでした。十字架刑の場に居合わせ、さらに重要なことに、復活の場にも立ち会っています。復活した主イエスは、何よりまず彼女の前に現れたのです。しかし聖書は、彼女の生涯について驚くほどわずかにしか触れていません。新約聖書での言及はわずか13回ですが、いずれも物語の最も重要な場面での登場です。
マグダラのマリアに関する情報の多くは、実は後世の神話です。中でも最大のものが、「彼女はキリストに罪から救われた娼婦だった」という伝承です。彼女はしばしば、魅惑的で、比類なく美しく、官能的な女性として描かれてきました。2000年を経た現在、神話と事実を切り分けることは容易ではありません。これらの伝説はどこから生まれたのか。彼女とキリストの関係とはどのようなものだったのか。マグダラのマリアとは、いったい誰だったのでしょうか。
実際にわかっていること
確かなこととして言えるのは、マグダラのマリアがイエスの弟子であり、イエスの公活動のごく早い時期に弟子の一団に加わり、ガリラヤから十字架刑に至る道のりを終始イエスと共に歩んだ、という事実です。復活に関する最初の証言は、彼女の証言に基づいています。彼女はキリスト教の最も重要な証人の一人となりますが、その後まもなく記録から姿を消してしまいます。
それでもマグダラのマリアは、歴史の中で幾度となく再登場します。グノーシス主義者たちは自らの教えを伝えるために彼女の人物像を利用し、彼女を「救い主に特別に愛された使徒たちの指導者」であり「秘密の知識を伝える者」と位置づけました。一方、教皇グレゴリウス1世は別の解釈を打ち出します。宴の席で香油をイエスに注いだ罪ある女性を、マグダラのマリアと同一視したのです。
さらに別の文脈では、プロヴァンスへ渡り隠者として余生を送ったという伝説が生まれました。今日では、この捉えどころのない人物は聖杯伝説とも結びつけられ、キリストの妻あるいは愛人として描かれることさえあります。世俗化した現代世界における新たな伝説のさまざまな変奏の中で、彼女は「神聖な女性的原理」と見なされたり、彼女を通じてヨーロッパに興ったとされる王家の血統を暗示する存在として語られたりしているのです。

聖書で最も謎めいた女性の物語は、パヴェウ・F・ノヴァコフスキ著『マリア・マグダレナ』に詳述されています。
こうした数々の見方や解釈を、すべて等しく扱うことは困難です。あるものはキリスト教の伝統と各地の民俗伝承が交ざり合った産物であり、別のものは、スキャンダラスな内容による話題性――ポップカルチャー市場における優れた商品――を狙ったものです。単純な誤りや、疑問を解消しようとする試みから生まれたものもあれば、明白な捏造や史料の歪曲に基づくものもあります。マグダラのマリアはイエスの妻でありその子どもたちの母だった、第四福音書の著者だった、あるいは教会を率いるペトロの対抗者だったとする現代の諸理論も、その一例と言えるでしょう。
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真実については、パヴェウ・F・ノヴァコフスキの著書『マリア・マグダレナ』(SIW Znak、2019年)で読むことができます。当オンライン書店では割引価格にて購入可能です。
パヴェウ・F・ノヴァコフスキ氏は歴史家・神学者で、クラクフのイグナティアヌム大学文化学研究所の准教授を務めています。TVP Historia(ポーランド公共テレビの歴史チャンネル)にも協力しており、サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路および京都のガイドブックの著者・共著者でもあります。