スターリン死後のソ連と、ベリアの謎めいた最期
ソ連の歴史において、スターリンの死後に続く時期ほど波乱と緊張に満ちた時代はありません。そして、ラヴレンチー・ベリアの死ほど深い謎に包まれた出来事もほとんど存在しません。
ポーランド人を含む数え切れない犠牲者の苦しみと死、とりわけカティンの森におけるポーランド将校の大量虐殺に重大な責任を負ったベリアは、「スターリン主義最大の犯罪者」「サディスティックな処刑人」「計り知れない野心を抱いた悪魔的な獣」と呼ぶにふさわしい人物でした。
その実像に迫るには、フランソワーズ・トム著『ベリア 完璧な処刑人』を読むのが最良の手段といえるでしょう。
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改革者としての意外な一面――失階の真の理由
しかし、ソ連崩壊後のアーカイブ公開により、彼のイメージには予想外の、逆説的な側面が明らかになりました。実はスターリンの死後、ベリアは徹底的な体制改革に向けた大胆な計画を打ち出していたのです。そしてこの計画こそが、皮肉にも彼自身の失階を招く直接的な原因となったのです。
「トムは、一人の男の運命と共産主義の歴史全体を描き出した記念碑的作品を作り上げた」――ル・フィガロ紙
書籍のご案内
フランソワーズ・トム著『ベリア 完璧な処刑人』は、出版社の公式ウェブサイトでお得な価格にて購入いただけます。スターリン時代の恐怖政治と、その後の権力闘争を知るうえで必読の一冊です。