歴史物語

ディケムヴリアナとギリシャ内戦をめぐる「4+1の質問」――歴史家ポリュメーリス・ヴォグリス氏インタビュー

今回のポッドキャストでは、歴史学者のポリュメーリス・ヴォグリス氏を迎え、「ディケムヴリアナ(十二月事件)」とギリシャ内戦について掘り下げてお話ししました。ヴォグリス氏はテッサリア大学の歴史・考古学・社会人類学科で社会史教授を務めており、著書に『不可能な革命――内戦の社会的力学』があります。

現代ギリシャ史の方向性を決定づけた「十二月事件」の勃発から77年が経った今、私たちは時間がもたらす冷静さと、歴史研究が提供する分析的な深みをもって、この悲劇的な内乱の出来事を改めて考察することができます。

ヴォグリス氏への4つの核心的な質問

ポリュメーリス・ヴォグリス氏との対談は、以下の4つの大きな問いを軸に展開されました。

  • 十二月事件は、ギリシャ共産党(KKE)による権力掌握の試みだったのか、それとも勝利を確信したブルジョアジーが引き起こした紛争だったのか?
  • 十二月事件と内戦は、イギリスとソ連の態度によってどの程度引き起こされたのか?
  • 内戦の第二段階は、十二月のドラマにおける不可避な最終幕だったのか、それとも事態は別の道を辿ることもできたのか?
  • この内紛がもたらした人的犠牲はどれほどのものだったのか?

対談の最後には、今日のギリシャ社会がこれらの出来事の記憶をどのように受け止め、継承しているのかについても、ヴォグリス氏と議論を交わしました。

対談のハイライト

  • 1:27 ― どちらの側も、あれほど大規模な紛争に発展するとは予想していなかった。
  • 3:10 ― 占領期に、ギリシャ社会には非常に深い亀裂が生じていた。
  • 4:10 ― 双方とも、相手側がクーデターを起こすと確信していた。
  • 6:00 ― KKEは、EAM(民族解放戦線)集会への武装攻撃をクーデター未遂と見なした。
  • 8:05 ― ある時点以降は、紛争そのものの力学が主導権を握るようになった。
  • 9:08 ― ソ連は十二月事件には関与していなかった。
  • 10:30 ― ギリシャの政治勢力は、チャーチル、ルーズベルト、スターリンの間で交わされた世界分割の密約を知らなかった。
  • 12:00 ― 国王の帰還問題は、イギリスにとって最重要事項だった。
  • 13:30 ― 内戦の第二段階は不可避なものではなかった。
  • 14:10 ― 国家が正常な状態へ戻らなかった責任は右派にある。
  • 16:40 ― ザカリアディスは紛争という論理の罠に囚われていた。
  • 18:03 ― 十二月事件の犠牲者たち:死者、処刑された者、そして人質。
  • 21:34 ― 内戦における数万人規模に上る死者。
  • 22:58 ― 集合的アイデンティティの形成において、内戦が占める比重は今日、顕著に低下している。