セントパトリックデーの「つねる」習慣とは?
毎年3月17日に祝われるセントパトリックデー(聖パトリックの祝日)では、緑色の服を身につけるのが定番となっています。アメリカなどでは、この日に緑を着ていない人をつねるという遊び心のある習慣が広く知られていますが、一方で「緑色の服を着ている人をつねると7年間不運が続く」という言い伝えも耳にすることがあります。
「7年間の不運」は本当なのか?
結論から言えば、緑色の服を着ている人をつねっても、7年間の不運が訪れることはありません。これは信頼できる根拠や事実に基づかない単なる迷信です。科学的・歴史的な裏付けは一切存在せず、あくまでジョークとして語り継がれてきたものと考えられます。
なぜ「緑」と「つねる」が結びついたのか?
この習慣の起源には諸説あります。一つは、アイルランドの妖精レプラコーンにまつわる伝承です。レプラコーンは自分の姿を隠すために緑色の服を着ているため、人間は逆に緑を着ることでレプラコーンから身を守り、「つねられる」のを避けられると言われていました。これが遊びとして発展し、緑を着ていない人をつねる習慣になったという説があります。
また、セントパトリックデーに緑を着ること自体は、アイルランドの象徴であるシャムロック(三つ葉のクローバー)や、アイルランドを表す「エメラルドの島」という呼び名に由来しています。
まとめ
緑色の服を着た人をつねると7年間不運になるというのは、根拠のない迷信にすぎません。ただし、実際につねる行為は相手を不快にさせたり、思わぬトラブルの原因になり得ます。あくまでジョークとして楽しむ範囲にとどめるか、そもそも実行しないのが賢明でしょう。