歴史物語

ルイス・クラーク探検隊がグレートフォールズに到着したのはいつ?ミズーリ川大瀑布の歴史

グレートフォールズへの到着日は1805年6月13日

ルイス・クラーク探検隊(ルイス・クラーク遠征隊)がグレートフォールズに到着したのは、1805年6月13日です。この日、隊長の一人メリウェザー・ルイスが、現在のモンタナ州を流れるミズーリ川の「グレートフォールズ(大瀑布)」を白人として初めて目撃しました。以降、この一帯はアメリカ西部開拓史上の重要なランドマークとなっています。

大瀑布発見の経緯

探検隊は太平洋へ至る水路を求め、ミズーリ川を遡上していました。1805年6月13日、ルイスは遠方から聞こえる滝の轟音に気づき、さらに前進すると、雄大な滝の群れが眼前に広がりました。彼はその壮観な光景を自らの日記に詳細に記録しており、この記述は当時の自然環境を知る貴重な史料となっています。

約1か月に及ぶポーテージ(陸上搬送)

グレートフォールズ周辺には大小5つの滝が連なり、船での通過は不可能でした。そこで探検隊は、船や物資を陸に揚げて滝の周囲を迂回する「ポーテージ」と呼ばれる作業を実施しました。過酷な地形の中でこの作業には約1か月を要し、1805年7月中旬にようやく完了し、探検隊は旅を再開しました。

コロンビア川の滝との違い

なお、探検隊が同年秋(10月頃)にコロンビア川流域で遭遇したセリロ滝などの急流とは、グレートフォールズは全く別の場所です。両者はしばしば混同されますが、グレートフォールズはミズーリ川沿いに位置し、到着時期も1805年初夏と大きく異なります。

現代への影響

この歴史的な発見の地は、後にモンタナ州グレートフォールズ市として発展しました。現在ではルイス・クラークの足跡をたどる歴史観光の拠点として知られ、インタープリティブ・センターや展望スポットが整備され、多くの旅行者が訪れています。