答え:ロータル(Lothal)
インダス文明(ハラッパン文明)の遺跡の中で、古代の造船所(ドックヤード)が発見されているのはロータルです。この事実は、各種公務員試験や一般教養クイズで頻出する重要な知識ポイントとなっています。
ロータルとはどんな遺跡?
ロータルは、インド西部のグジャラート州アーメダバード近郊に位置する、インダス文明の重要な港湾都市遺跡です。「ロータル」という名前は、グジャラート語で「死の場所(死者の丘)」を意味するとされています。1950年代にインド考古学調査局(Archaeological Survey of India)によって発掘されました。
世界最古級のドックヤード
ロータルのドックヤードは紀元前2400年頃に建設されたとされ、世界最古の造船・停泊施設として知られています。主な特徴は以下の通りです。
- 東西約214m、南北約37mという大規模な brick(煉瓦)造りの構造
- サバルマティ川の旧河道に面し、カンベイ湾へ通じる位置に建設
- 潮の満ち引きを利用して水位を調整できる高度な水門システムを備えていたと推定される
このドックヤードは、当時のロータルがメソポタミア(シュメール)との海上交易の拠点として栄えていたことを示す証拠であり、インダス文明の高度な技術力と商業ネットワークを物語っています。
試験対策のポイント
「インダス文明の造船所=ロータル」という組み合わせは、インドの公務員試験(SSC、UPSCなど)や学校の一般教養テストで繰り返し出題される定番トピックです。あわせて以下の関連知識も押さえておくと有利です。
- ハラッパー: パキスタンのパンジャーブ地方にある遺跡。穀倉や集会所が発見された
- モヘンジョダロ: 大浴場(グレートバス)で有名な都市遺跡
- ロータル: 造船所のほか、火葬墓や彩色土器でも知られる
インダス文明の主要遺跡とその特色をセットで覚えることで、地理・歴史分野の得点アップにつながります。