結論から言うと、第二次世界大戦において日本とドイツは敵対したのではなく、同盟関係にありました。両国は「枢軸国」と呼ばれる陣営の中核を担い、連合国と戦いました。
日独防共協定(1936年)
日本とドイツの協力関係の始まりは、1936年に締結された「日独防共協定」です。この協定は、当時台頭していた共産主義勢力(コミンテルン)への対抗を目的としたもので、後にイタリアも加わり、三国間の連携が強化されました。
日独伊三国同盟(1940年)
1940年9月には、日本・ドイツ・イタリアの3か国による「日独伊三国同盟」が調印されました。この条約により、加盟国のいずれかが現時点で参戦していない国から攻撃された場合、他の加盟国が政治的・経済的・軍事的な援助を行うことが正式に定められました。これによって、日本とドイツは公式な軍事同盟を結んだことになります。
戦争中の両国の連携
開戦後、日本とドイツは軍事作戦や情報交換などで相互に協力し、物資や技術の交流も行われました。ただし、地理的に遠く離れていたため、欧州戦線とアジア太平洋戦線でそれぞれが主体となって戦う形となり、直接的な共同作戦は限定的でした。
戦った相手は連合国
枢軸国である日本とドイツが戦ったのは、アメリカ合衆国、イギリス、ソビエト連邦などを中心とする連合国(Allied Powers)です。1945年、ドイツが降伏した後も日本は戦いを続けましたが、同年8月に日本も降伏し、第二次世界大戦は終結しました。
まとめると、日本とドイツは第二次世界大戦において同じ陣営(枢軸国)として共闘する同盟国であり、互いに戦ったわけではありません。