ベトナム戦争中のアメリカでは、徴兵対象者を公平に選ぶための「徴兵抽選(ドラフト・ロッタリー)」が実施されました。この抽選は1969年12月1日に行われ、1944年1月1日から1950年12月31日までに生まれた男性たちに対して、徴兵順位となる番号が割り当てられました。
1969年12月1日の徴兵抽選の概要
- 抽選実施日: 1969年12月1日
- 抽選対象の生年月日: 1944年1月1日~1950年12月31日生まれの男性
- 割り当てられた番号: 1番から366番まで
抽選の仕組み
この抽選では、一年分の生年月日(うるう年のため366日分)がそれぞれ書かれたカプセルを無作為に抽出し、抽出された順番に従って各誕生日に徴兵番号が割り当てられました。つまり、自分の生まれた日に割り振られた番号が、そのまま召集される優先順位を意味していました。
番号が小さい人ほど早く軍務への召集対象となり、番号が大きい人は召集の可能性が低くなる仕組みでした。
抽選制度の目的
それまでの徴兵制度には地域差や恣意的な判断が入り込む余地があり、不公平感が指摘されていました。無作為抽選によるこの制度は、誰が徴兵されるかを偶然だけで決めることで、公平性と中立性を確保することを目的として導入されました。