ベトナム戦争とフランコへの密使ベトナム戦争の初期、米軍はその戦争の必要性を確信し、規律ある一丸となった組織でした。しかし戦争が長引くにつれ、士気と規律は次第に低下していきました。同じことは、メディアが伝える戦争の惨状を目の当たりにしたアメリカ一般市民の間にも起こりました。リンドン・B・ジョンソン大統領が「軍事的な散歩」程度に考えていた戦争は、地獄絵図へと変わっていったのです。そこでジョンソン大統領は、西側諸国に支援、正確には軍事援助を求めることになりました。その中にはスペインも含まれていました。反共主義者として名高いフランコ総統は、良いパートナーになると考えられたのです。1965年、駐スペイン