オセアニアの歴史

ユダの地の外に住むユダヤ人は何と呼ばれる?「ディアスポラ」の意味をわかりやすく解説

ユダ(ユダヤ)の地の外に住んでいるユダヤ人は、「ディアスポラ・ユダヤ人(Diaspora Jews)」と呼ばれます。

「ディアスポラ」という言葉の由来

「ディアスポラ(Diaspora)」という言葉は、ギリシャ語の diaspeirein(「散らす」「撒き散らす」という意味)に由来しています。もともとは、人々が故郷から離れて各地に散らばって暮らすことを指す言葉です。

ユダヤ人の離散の歴史

ユダヤ人にとってのディアスポラは、紀元前6世紀にまでさかのぼります。当時、バビロニア(新バビロニア帝国)がエルサレムを征服し、第一神殿を破壊したことで、多くのユダヤ人が故郷であるイスラエルの地を追われ、バビロンなどへ強制的に移住させられました。これが「バビロン捕囚」として知られる出来事であり、ユダヤ人の離散(ディアスポラ)の始まりとされています。

その後も歴史の中でユダヤ人は世界各地へと広がり、ヨーロッパ、北アフリカ、中東などにコミュニティを形成していきました。こうして祖国の外で暮らすユダヤ人たちは、総称して「ディアスポラ・ユダヤ人」と呼ばれるようになったのです。