答え:東欧におけるソ連の占領
第二次世界大戦の終結時に冷戦の始まりへとつながった最大の出来事は、東欧におけるソ連軍による占領です。
東欧占領の経緯
大戦末期から終結にかけて、ソ連軍はポーランド、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアなどを含む東欧の大部分を占領しました。スターリンはこれらの国々に親ソ的な共産主義政権を次々と樹立し、東欧を実質的にソ連の勢力圏へと組み込んでいきました。
米英側の警戒と冷戦の開始
アメリカおよびその同盟国は、スターリンがさらに西欧へ共産主義を拡大しようとするのではないかと強く懸念するようになりました。1946年のチャーチルによる「鉄のカーテン」演説や、1947年に発表されたトルーマン・ドクトリン(封じ込め政策)は、こうした危機感を反映した動きでした。
こうして、かつての戦時同盟国であった米ソ両陣営は対立へと向かい、直接的な武力衝突を避けながらも政治・経済・軍事面で緊張が続く状態、すなわち冷戦が始まったのです。