アメリカの国旗(星条旗)には、星が全部で50個描かれています。「3つ」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実際には50個です。それぞれの星は、アメリカ合衆国を構成する50の州を1つずつ表しています。
星の数と配置のしくみ
国旗の左上にある青い部分(カントン)には、50個の星が9列に整然と並べられています。具体的には、6個の星が並ぶ行と5個の星が並ぶ行が交互に配置されており、「6個×5行+5個×4行」で合計50個となります。この交互の配置により、遠くから見るとまるで一つの星座のように見えるよう工夫されています。
星の数は時代とともに増えた
建国当初の1777年に定められた国旗には、独立を宣言した13の植民地(後の最初の13州)を表す13個の星が描かれていました。その後、新しい州が連邦に加わるたびに星の数が増え続け、1959年のアラスカ州、そして1960年のハワイ州の加入をもって、現在の50個となりました。
星に込められた意味
星は「天」すなわち連邦の象徴とされ、すべての州が一つの国家のもとに団結していることを示しています。一方、赤と白の縞(ストライプ)は建国当初の13植民地を表しており、こちらは州が増えても13本のまま変わっていません。
なお、現在の星の配置については、1777年から78年の冬にバレーフォージに野営していた大陸軍の上空に輝いていた「星の星座」を表している、という説も語り継がれています。