アメリカ南北戦争(1861年〜1865年)で連邦から離脱した南部諸州は、戦後の「再建時代(レコンストラクション)」と呼ばれる期間を経て、1868年から1870年にかけて順次連邦への復帰を果たしました。
各州の復帰には、新しい州憲法の制定や連邦議会への承認など、一定の条件が課されていました。以下に、州ごとの具体的な復帰時期をまとめます。
1868年に連邦へ復帰した州
- アーカンソー州 — 1868年6月22日
- アラバマ州 — 1868年6月25日
- フロリダ州 — 1868年6月25日
- ルイジアナ州 — 1868年6月25日
- ノースカロライナ州 — 1868年6月25日
- サウスカロライナ州 — 1868年6月25日
1870年に連邦へ復帰した州
- バージニア州 — 1870年2月3日
- ミシシッピ州 — 1870年2月23日
- テキサス州 — 1870年3月30日
- ジョージア州 — 1870年7月15日
補足:ジョージア州の特例
ジョージア州は実は1868年6月に一度連邦への復帰を認められていましたが、州議会での黒人議員の追放などを理由に翌年連邦議会から排除され、その後条件を満たして1870年7月15日に改めて復帰しました。このため、最後に連邦へ戻った南部州とされています。
このように、南部諸州の連邦復帰は約2年の期間をかけて段階的に進められました。これは、戦後アメリカが奴隷制廃止後の社会秩序の再構築という困難な課題に向き合っていたことを示す、再建時代の重要な出来事です。