ハリー・S・トルーマン(Harry S. Truman)は、生涯で2回の選挙に勝利しました。1度目は副大統領として、2度目は大統領として当選しています。ここでは、それぞれの選挙の経緯を詳しく見ていきましょう。
1度目の勝利:1944年の副大統領選挙
トルーマンが最初に選挙で勝利したのは、1944年のアメリカ合衆国大統領選挙です。この選挙で彼は、フランクリン・D・ルーズベルト(FDR)の副大統領候補として擁立され、見事に当選を果たしました。
そして1945年、ルーズベルト大統領が任期中に死去したため、トルーマンは選挙を経ることなく第33代アメリカ合衆国大統領に就任することになりました。
2度目の勝利:1948年の大統領選挙
トルーマンにとって最も記憶に残る勝利が、1948年の大統領選挙です。この選挙で彼は、共和党候補のトマス・E・デューイ(Thomas E. Dewey)を破り、大統領としての完全な任期を勝ち取りました。
この選挙は「デューイがトルーマンを破る(Dewey Defeats Truman)」という見出しが新聞に掲載されるほど、世論調査やメディアの予測ではトルーマンが不利とされていました。しかし結果は逆転当選となり、アメリカ政治史上有名な番狂わせの一つとして語り継がれています。
まとめ
トルーマンの選挙での勝利は以下の2回です。
- 1944年: 副大統領として当選(ルーズベルト政権下)
- 1948年: 大統領として当選(デューイを破り再選)
副大統領就任から予想外の形で大統領に昇格し、その後自らの力で国民の信頼を勝ち取ったトルーマン。その政治的歩みは、アメリカの歴史において重要な位置を占めています。