南アメリカの歴史

ジョン・C・カルフーンは大統領になったのか?その経歴をわかりやすく解説

ジョン・C・カルフーンは大統領になったのか?

結論から言うと、ジョン・C・カルフーン(John C. Calhoun)がアメリカ合衆国大統領になったことは一度もありません。「何年に大統領になったのか」という質問はよく見かけますが、これは誤解です。カルフーンは大統領ではなく、第7代副大統領として歴史に名を刻んだ政治家です。

2人の大統領の下で副大統領を務めた

カルフーンは、以下の2人の大統領の下で副大統領を務めました。

  • ジョン・クインシー・アダムズ政権(1825年〜1829年)
  • アンドリュー・ジャクソン政権(1829年〜1832年)

異なる政治的立場にある2人の大統領の下で副大統領を務めたのは、アメリカ史上でも非常に珍しいことです。さらに特筆すべき点として、1832年にはジャクソン大統領との対立を理由に副大統領を辞任しており、これがアメリカ史上初の副大統領の辞任となりました。

副大統領以外の主な経歴

カルフーンの政治キャリアは副大統領だけにとどまりません。ジェームズ・モンロー政権下では陸軍長官を務め、その後ジョン・タイラー政権では国務長官にも就任しています。晩年はサウスカロライナ州選出の上院議員として活動し、州の権利擁護などの政策を掲げて大きな影響力を持っていました。

まとめ

ジョン・C・カルフーンは大統領にはなっておらず、アダムズおよびジャクソンの2代の政権で副大統領を務めた人物です。史上初の副大統領辞任という記録や、閣僚・上院議員としての豊かな経歴でも知られています。