ロシアは第二次世界大戦で降伏しましたか?
結論から言えば、ロシア(当時はソビエト連邦の構成共和国)は第二次世界大戦中に一度も降伏していません。むしろ、連合国側の勝利に最大級の貢献を果たした国の一つです。
ロシアは当時、ソビエト連邦(ソ連)の中核をなす共和国でした。1941年6月、ナチス・ドイツが「バルバロッサ作戦」によりソ連へ侵攻すると、ソ連は独ソ戦として知られる壮絶な戦いに突入しました。
独ソ戦(1941年〜1945年)の経緯
ドイツとその同盟国との戦いは、1941年から1945年まで約4年間続きました。この間、ソ連軍はモスクワの防衛戦、スターリングラード攻防戦、クルスクの戦いといった歴史的な決戦を経験し、次第に戦局を有利へと転換させていきます。
- モスクワの戦い(1941年〜1942年):ドイツ軍の首都攻略を阻止し、電撃戦の神話を打ち砕いた
- スターリングラード攻防戦(1942年〜1943年):歴史上最も激しい市街戦の一つとなり、東部戦線の転換点となった
- ベルリンの戦い(1945年):ソ連軍がドイツの首都を陥落させ、ヨーロッパにおける戦争の終結を決定づけた
連合国の勝利におけるソ連の役割
1945年5月、降伏したのはドイツの方であり、ソ連は勝利した連合国の一員として戦争を終えました。独ソ戦では、ソ連側に約2,000万人以上の犠牲者が出たとされ、その人的損失と犠牲の大きさは、連合国の中でも際立っています。
このように、ロシアを含むソ連は第二次世界大戦において降伏するどころか、ナチス・ドイツを打倒した主役級の存在だったのです。