1978年憲法国民投票の結果――州別データから見えるもの
12月6日は、1978年にスペイン憲法が国民投票で承認された「憲法の日」である。この日を迎えるにあたり、2つの興味深いテーマに関するグラフィック情報を紹介したい。ひとつは、民主化移行期以降にスペインで実施された国民投票の一覧とその結果。もうひとつは、現行憲法の承認を問うた国民投票の州別結果である。
注目すべき3つのポイント
州別の結果を分析すると、以下の点が特に注目に値する。
- バスク地方の低い投票率:バスク自治州では投票率が際立って低く、賛成票の比重も他地域より小さかった。これは当時のバスクにおける政治状況を反映している。
- アンダルシアとカタルーニャの高賛成率:賛成票の割合が最も高かったのは、アンダルシアとカタルーニャの2地域だった。
- マドリードの相対的に低い賛成率:首都マドリードは、例えばカタルーニャと比べても賛成票の割合が低かった。この背景には、当時なお国家機関内に残存していたフランコ政権の官僚機構の影響力があったと考えられる。

出典:EL PAÍS、2013年12月2日付