ヨーロッパの歴史

六日間戦争(第三次中東戦争)はどのようにして終結したのか?

国連安保理の停戦決議がもたらした終結

六日間戦争(第三次中東戦争)は、1967年6月5日に勃発したイスラエルと周辺アラブ諸国との武力衝突です。わずか6日間という短期間で決着したこの戦争は、国際連合安全保障理事会が採択した停戦要請の決議によって終わりへと向かいました。

アラブ諸国とイスラエルの停戦対応の違い

エジプト、シリア、ヨルダンなどのアラブ側諸国は、国連の呼びかけを受けて比較的早い段階で停戦を受け入れました。一方、イスラエルは自ら設定した軍事的目標を達成するまでは停戦の受諾を意図的に先送りし、その間も攻勢を続けました。

1967年6月10日、戦闘の終了

こうして戦闘は1967年6月10日に正式に終息しました。停戦の時点で、イスラエルは以下の4つの地域を実効支配下に置いていました。

  • ガザ地区
  • ヨルダン川西岸地区
  • ゴラン高原
  • シナイ半島

この結果として獲得された広大な占領地域は、その後の中東和平交渉やパレスチナ問題の長期化など、現代の中東情勢に深く影響を与え続けることとなりました。