ヨーロッパの歴史

イギリスとドイツの空軍の名称とは?「RAF」と「ルフトヴァッフェ」を解説

イギリスの空軍は「ロイヤル・エアフォース(RAF:Royal Air Force)」、ドイツの空軍は「ルフトヴァッフェ(Luftwaffe)」と呼ばれています。どちらも世界の航空史上において非常に有名な存在であり、特に第二次世界大戦期には互いに激しく対峙したことで知られています。

イギリス空軍:ロイヤル・エアフォース(RAF)

イギリス空軍の正式名称は「ロイヤル・エアフォース(Royal Air Force)」で、略称は「RAF」です。1918年4月1日に王立飛行隊(RFC)と海軍航空隊(RNAS)が統合される形で設立されました。

RAFは世界で最初に独立した組織として創設された空軍であり、その歴史的意義は非常に大きいと言えます。

バトル・オブ・ブリテンでの活躍

RAFが最も有名になったのは、1940年の「バトル・オブ・ブリテン」です。スピットファイアやハリケーンなどの戦闘機を駆使し、ドイツ空軍による大規模な空襲を撃退してイギリス本土を守り抜きました。この勝利は、第二次世界大戦の帰趨を左右する転換点の一つとされています。

ドイツ空軍:ルフトヴァッフェ

ドイツ空軍の名称である「ルフトヴァッフェ(Luftwaffe)」は、ドイツ語で「空の武器」を意味する言葉です。ナチス政権下の1935年に正式に再建され、第二次世界大戦では電撃戦(ブリッツクリーク)の中核として活躍しました。

メッサーシュミットBf 109やJu 87(シュトゥーカ)といった名機を擁し、開戦当初は圧倒的な制空力を誇りましたが、バトル・オブ・ブリテンでRAFに敗北して以降、勢いを失っていきました。

現在のルフトヴァッフェ

現在のドイツ連邦共和国においても、航空兵力の名称は「ルフトヴァッフェ」が引き継がれており、ドイツ連邦軍の一部門として運用されています。

まとめ

イギリスの空軍は「ロイヤル・エアフォース(RAF)」、ドイツの空軍は「ルフトヴァッフェ」。この二つの空軍は第二次世界大戦中のヨーロッパ上空で激突し、現代に至るまで各国の航空戦力の象徴的な存在となっています。