ヨーロッパの歴史

アメリカ連合国は合衆国に再加盟したのか?その答えと歴史的背景

アメリカ連合国は合衆国に「再加盟」しなかった

結論から言えば、アメリカ連合国(南部連合)が合衆国(ユニオン)に再び加盟することはありませんでした。その理由は、1865年の南北戦争終結とともに、アメリカ連合国という国家そのものが消滅したためです。

なぜ「再加盟」が成立しなかったのか

アメリカ連合国は1861年、合衆国からの脱退を宣言した南部諸州によって樹立されました。しかし、4年に及ぶ南北戦争で北軍が勝利し、1865年に戦争が終結すると、連合国は政府も軍は政府も軍隊も失い、歴史上の存在となりました。国家として存在しなくなった以上、「合衆国への復帰」という形はあり得なかったのです。

元南部諸州はその後どうなったのか

ただし、連合国に加わっていた個々の州は、戦後の「再建時代(レコンストラクション)」において、連邦議会が定めた条件を満たすことで、一つずつ合衆国へ復帰していきました。例えばテネシー州は1866年に、そして最後となったジョージア州は1870年に連邦への復帰を果たしています。

つまり正確には、「連合国の再加盟」ではなく、「元南部諸州の連邦復帰」が段階的に進められた、というのが歴史の実態なのです。